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2013年7月22日月曜日

ニンスタの歩き方 ニンジニアスタジアム 徹底攻略ガイド その17



 一緒にロープウェイで登ってきたおよそ20名の観光客と共に、まずは松山城の天守閣を目指します。




 こちらの松山城は、前に行った名古屋城や大阪城、姫路城などよりも外国人観光客が多く、10分程度歩く道のりも様々な国の言葉が入り混じっていました。




 真夏の猛暑の時期は、最低でも帽子や日傘、タオルなどを身に付けていないと安心できないため、木々に囲まれた日陰の道を歩く時だけホッとした瞬間が流れます。




 標高132メートルの城山(勝山)山頂にそびえ立つ松山城は、加藤嘉明が築いた四国最大のお城で、




 門櫓・塀を多数備え、狭間や石落とし、高石垣などを巧みに配し、攻守の機能に優れた日本一の連立式天守を構えた平山城と言われています。




 江戸時代には全国で170ヶ所あったとも言われるお城ですが、明治政府の廃城令や天災、第二次世界大戦での戦災などにより、江戸時代以前に建造された天守が残っているのはわずか12城しかありません。




 これらの 「現存12天守」は、貴重な歴史的文化遺産として国宝や重要文化財の指定を受けています。




 「財団法人日本城郭協会」が創立40周年を迎える記念行事として、平成18年4月6日に選定した「日本100名城」は、文部科学省・文化庁の後援や専門家の協力を得て、




 明確な基準をもとに最新の学術的研究成果を反映させて選定され、現存12天守である 青森県の「弘前城」、長野県の「松本城」、福井県の「丸岡城」、愛知県の「犬山城」、滋賀県の「彦根城」、兵庫県の「姫路城」、




 島根県の「松江城」、岡山県の「備中松山城」、香川県の「丸亀城」、愛媛県の「松山城」、「宇和島城」、高知県の「高知城」も日本100名城として選ばれています。(日本100名城による順)






 「日本100名城」は各都道府県1城以上、5城以内の選定となっており、




 1、優れた文化財・史跡であること。 2、著名な歴史の舞台であること。 3、時代・地域の代表であること。の3点を基準に選ばれています。




 愛媛県は 「松山城」のほか、「湯築城」、「今治城」、「大洲城」、「宇和島城」が選ばれており、長野県、兵庫県と並んで最多の5城が所在している土地でもあります。






 平成19年6月、「財団法人日本城郭協会」がデザインし、各城郭に番号を割り振った「日本100名城スタンプ」が設置されたことから、




 日本の城郭文化を巡る全国規模の本格的なスタンプラリーとして注目を集めると共に、各名城を訪れた旅の記念になると好評を博しています。




 また、同年が「古都保存法」施行40周年に当たることから、「財団法人古都保存財団」などが主催者となり、「美しい日本の歴史的風土100選」を選定。(平成19年3月2日)




 これは、全国に残る素晴らしい歴史的風土の保存・継承や観光立国への貢献などを目的に、次世代に継承すべき美しい日本の歴史的風土が良好に残されている地域(都市)を選定したもので、




 松山市は、「松山城」と「道後温泉」が情緒あるたたずまいが残されていると評価されました。


                                     (松山城公式サイト参照)





 比較的急な石段を上っていくと、ところどころに眼下に広がる松山市街の様子を確認することができます。






 私とUさんが宿泊した「ホテルサンルート松山」や、全労災愛媛県本部の建物も良く見えました。




 この日は夏休みが始まった最初の日曜日ということで、かなりの人手になるんじゃないか?と覚悟していたのですが、松山市内は他にもたくさんの観光名所があるということで、観光客もいい感じで分散されているのかも知れません。






 天守閣まであと200メートルとなったところで、ようやく人を多く見かけるようになりました。




 こちらでは、お土産屋が立ち並び、パラソルの下でかき氷を食べて休んでいる人や、観光を終えて涼んでいる人の様子も伺えました。






 正面広場は天守閣を撮影するのにベストポジションのため、カメラを持った人がどんどん私の前に飛び出してきて、なかなか自分の納得する写真を撮ることが出来ませんでした。

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