フクダ電子アリーナ

フクダ電子アリーナ

2013年7月22日月曜日

ニンスタの歩き方 ニンジニアスタジアム 徹底攻略ガイド その13



 前半はどう贔屓目にみても愛媛FCのゲームでした。真夏の暑さのせいか、ジェフ千葉の選手は出足が鈍く、何度となくピンチを迎えてしまいます。




 開始早々の7分には、重松健太郎選手がフリーでシュートを放つも岡本昌弘選手が右手一本で辛うじてセーブ、愛媛FCとしては完璧な形での攻撃も先制点には結びつかず・・・。




 前節、積極さに欠けたことで徳島に敗戦を喫していた愛媛FCでしたが、この日は両サイドが高い位置で勝負を仕掛けるなど、チームとして意志の統一が図られている様子が伺えました。




 しかし、せっかく上げたゴール前へのクロスが直接ゴールラインを割るなど、大事なところでの精度の低さがジェフ千葉を助けているようにも見えました。




 実は、昼間の観光で行った今治での吹揚神社のおみくじが大吉だったのですが、そのおみくじの争事(勝負という項目は無かった)というところに、「初はあしく後勝つ」と書かれていたため、




 Uさんに、「これって、最初は思うようにいかないかも知れないけど、後半になって決勝点が入って勝てるっていう意味なんじゃないの?」と話していたような展開。




 前半の選手の動きを見ているとイマイチ信憑性に欠けますが、ここは一丁おみくじを信じて前向きに見守りたいと思います。




 ハーフタイムでの鈴木淳監督からの指示は、「攻守の切り替えを早くし、ボールを取られたらすぐにポジションに戻ること。一人一人が動きの量を上げていかないと勝てない」というもの。




 対する、愛媛FC 石丸清隆監督は 「相手を良く見て、攻めている時もリスクマネジメントをしっかりすること。自分たちのミスからピンチになっているから、落ち着いてプレーすること」と指示。




 ハーフタイムでの指示が効いたのか、選手同士の距離を意識して動きが徐々に良くなりつつあるジェフ千葉。




 60分、ケンペス選手がドリブルで仕掛けると、裏に抜け出した大塚翔平選手にラストパス。


 大塚翔平選手のシュートはゴールキーパーに防がれるも、このチャンスで得たコーナーキックを米倉恒貴選手が頭で合わせて先制し、流れは完全にジェフ千葉に!




 その後も、伊藤大介選手のフリーキックがゴールポストに当たったり、ケンペス選手、大塚翔平選手がゴールを狙うも、愛媛FCのGK 秋元陽太選手の超ファインセーブなどもあり1-0のまま試合はクライマックスに。




 後半アディショナルタイムに愛媛FCの攻撃に何度かピンチを迎えたものの、DFの山口智選手を中心に必死に守ること4分、遂に歓喜の瞬間が訪れました。




 ジェフ千葉はチームタイ記録となる6連勝を達成、対する愛媛FCは3連敗となってしまいました・・・。




 後半はジェフ千葉が攻めるアウェイ側のA席で観戦したため、選手に対する応援にも熱が入り、45分間を通して一体感のある中での観戦となりました。




 この日の入場者数は 3,674人とそれほど多くはありませんでしたが、ジェフ千葉のサポーターの応援の方がまとまっており、アウェイということをあまり感じさせませんでした。




  勝ったジェフ千葉の選手たちはハイタッチで勝利を分かち合います。




 3連敗にうな垂れるも、お互いに健闘を称えあうジェフ千葉と愛媛FCの選手たち。






 先頭に立ってゴール裏のサポーターに挨拶に行く、ジェフ千葉 背番号5 DF 山口智選手。




 昨年までは、坂本將貴さん(2012年シーズンで引退。背番号2を受け継ぐミスタージェフ)が負けた時も先頭に立ってサポーターに挨拶に行っていた姿が思い出されます。




 サブメンバーと一緒にゴール裏に向かう姿を見ると、今日の勝利がチーム一丸によってもたらされたものだということを実感。






 ゴール裏には遠路はるばるニンスタに集ったジェフ千葉サポーターがおよそ300人ほどいたでしょうか。


 この試合の決勝ゴールをあげた背番号11 MF 米倉恒貴選手を中心に挨拶します。






 フクアリでも見かける 「絶対優勝2013」の横断幕と共に、ゴール裏にはたくさんの選手の名前が入ったものや、メッセージが入った横断幕が掲げられていました。




 勝利後のフクアリで見られるような拡声器を使った 「俺たちジェフ」は叶いませんでしたが、米倉恒貴選手がサポーターの近くまで行って応援の感謝を伝えていました。




 ゴール裏からは 「米倉恒貴」コールがこだまします。






 メインスタンドに陣取るサポーターもそれぞれの選手にねぎらいの言葉を掛けます。






 メインスタンドでは、ジェフ千葉のメインスポンサーでもある富士電機のオリジナルTシャツを着た団体が応援に来ていました。




 私とUさんもジェフの勝利と共にゴールシーンの撮影も無事に出来たことで、ようやく緊張から解き放たれることが出来ました。


0 件のコメント:

コメントを投稿