フクダ電子アリーナ

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2011年8月11日木曜日

来期、J2のプレーオフ制度について思うこと

 2012年度に実施される、J2リーグ活性化名目のプレーオフ制度の概要が発表されました。


 簡単に説明すると、リーグ戦の3位~6位のクラブが参加。


 1回戦は1試合で決着をつけ、3位 vs 6位(3位のホームスタジアム)、4位 vs 5位(4位のホームスタジアム)が対戦。


 引き分けの場合は、ホームチームが決定戦に進出できる。


 ↑ ここまでは、百歩譲って認めたとしても、この後の↓


 決定戦は中立地で行い、引き分けならリーグ戦上位のクラブが昇格の権利を手にするというもの。


 「引き分けならリーグ戦上位のクラブが昇格」は当然としても、私が納得いかないのは、「決定戦は中立地で行う」というところ。


 例えば、北海道と九州のクラブが決定戦に進出した時、東京でやるってこと?スタジアムの場所が中立の地ってこと?サポーターの立場から言わせてもらえば「誰も観に行けねぇよ!」だと思う。


 場所ではなく、「リーグ戦上位クラブの本拠地で行なってはならない」という意味の「中立地」なら、各クラブの営業担当の人からしてみたら、「ホームで営業できないなら、プレーオフの意味ねぇよ!」って言われると思う。


 例えば、ジェフ千葉が3位でプレーオフに回り、1回戦に引き分け以上で決定戦に進出。決定戦の相手が北海道か九州のクラブだったら、フクアリ(フクダ電子アリーナ)で決定戦を開催できないってことでしょ?


 そうなったとして、もし「決定戦のスタジアムを中立地の国立競技場で行なう」ってなった場合、ジェフ千葉のサポーターは国立まで観に行かなくちゃいけないって事。


 リーグ戦下位のクラブからしてみたら、「上位クラブのサポーターが大挙して押し寄せづらいなら、自分達も行くの大変だけど、ラッキー」みたいなもんでしょ。


 たまったもんじゃないのは3位のクラブ。今年までなら3位に入れば自動昇格だが、来年からは確率でいえば100%→25%に落ちちゃう訳だし、ラッキーなのは、4位・5位・6位のクラブ。


 確率でいえば、0%→25%になっちゃうんだから。昇格可能性0%が25%ですよ!


 せめて、決定戦の開催地は、リーグ戦上位のクラブのホームスタジアムだろう。


 (3位のクラブは、4位・5位・6位のクラブから1回戦で対戦するクラブを選べるっていうのはどうだろう?クラブ同士の相性っていうのは、当事者じゃないと分からないし)


 いかにも机上で考えたっぽい案。これが理事会で通ったら、やっぱおかしいよな~。 
 

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