フクダ電子アリーナ

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2015年10月26日月曜日

長良川競技場の歩き方 徹底攻略ガイド 愛知 & 岐阜旅行 その1



 2015年10月25日(日) 7時46分、JRの最寄り駅に到着。


 「フクアリの歩き方」がお送りする、年に一度のアウェイ観戦 & 旅行記はここから始まります。




 話はこの3日前に遡って・・・。10月21日、いつも一緒にアウェイ観戦に行っているUさんから一通のメールが着信。


 「こんにちは。突然ですが、日曜・月曜のスケジュールで親戚の葬式が入りました。世話になっている家で行かなくてはなりません。旅行がキャンセルになります。申し訳ないけどよろしくお願いします」




 「うわぁ~、マジかよ。どうしよう・・・。でも、せっかく旅行の計画立てたし、行きたいなぁ。」


 今からキャンセルしても旅行代の30%は返ってこないし、何より年に一度のアウェイ観戦を楽しみにしていたのもあったので、母親に声を掛けることにしました。




 「あのさぁ、今、Uさんから親戚の葬式が入っちゃったから、旅行に行けないっていう連絡が入ったんだけど、もし、何も用事が無ければ、今度の日曜日に一泊二日で旅行に行かない?」


 我が家では一度も家族旅行というものをしたことが無かったため、言われた瞬間は戸惑っていた母親ですが、「連れていってくれるなら・・・」ということで、生まれて初めての孝行旅行をすることになったのです。




 8時10分発、特急わかしお4号に乗車。




 実は、昨年の夏に職場の冷房と外気温の差からくる自律神経の乱れにより、飲食をする度に吐き気(胸の仕え)を起こす症状が出ていたため、昨年のアウェイ旅行から往路でも特急を使って東京駅まで行くようになっていました。




 一時は体重が50キロ(15キロ減)、ウエストが70センチ(15センチ減)というフラフラの状態で、自律神経の乱れにより、自殺の衝動に駆られるほど精神的に追い詰められたこともありました。


 そのような体験から、ことしの夏は冷えの体質改善(養命酒を飲んだり)に取り組み、規則正しい生活を心がけ、室温が20度しかない職場では保温性の高い下着を重ね着するなどした結果、昨年の夏のような悪夢を繰り返さずに済みました。




 完全に体調は戻っていないものの、こうして今年もアウェイ旅行に行くことが出来るまで回復することができたのです。(冷えは本当に怖いですから、皆さんもどうぞ安易に考えずきちんと対処して下さい)


 8時55分、わずか45分でJR東京駅に到着。




 いつものUさんとの旅行と違い、京葉線ホームがある地下4階から新幹線のりばまで母親を連れて行くのも一苦労。


 普段、犬の散歩くらいしか運動しない母親は、JR東京駅の通路を歩くのも息が切れる始末。




 高血圧のため、あまり急かすことは出来ないものの、駅弁を買ったりもしたいので、可能な限り早く歩いてもらうことにしました。


 駅弁を購入しホッと胸を撫で下ろしていると、出発まであと8分というところで急に「トイレに行きたい」と言い出しました。




 「新幹線の中にもトイレはあるんだから、乗ってから行けばいいじゃん」と言うと、「動くと用を足しづらいから今のうちに行っておきたい」と聞かないため、


「あと8分しか無いから早く行ってきて! これ乗り遅れたら大変なことになるんだから」と私。




 女性用のトイレは列が外まで伸びていて、発車まで3分を切っても母親の姿が見えません。


 中に入る訳にもいかないし、携帯も持っていないため連絡をとることも出来ず諦めかけていた2分前、ようやく姿が見えました。




 「早く、早く!あと2分しかないから。先に上がってるから急いで来て」と言い残し、私は一段飛ばしで階段を駆け上がり、一番近い車両の入り口で待つことに。


 発車のベルが鳴り、乗務員がホームの安全確認を始める直前になって、やっと母親も乗車することが出来ました。




 話を聞くと、母親が急いでいるように見えたため、前に並んでいたおばあさんが順番を譲ってくれたようで、それが無かったらたぶん間に合わなかったと思います。


 今までのアウェイ旅行の中でも今回が一番ヤバかった・・・。本当に間一髪でした。




 連結の部分でしばらく息を整え、自分たちの座席がある11号車に向かいました。


 30分程くつろいで、ようやく駅弁が食べたい気持ちまで落ち着いてきました。


 私が購入したのは、「生姜焼きとメンチカツ弁当 930円」。母親は東京駅で一番人気の「特製 幕の内御膳 1340円」を買いましたが、朝ご飯は食べてきたということで後で食べることに。




 今回の旅は、JR東海ツアーズが企画した 「ぷらっと・旅 WEB限定 名古屋1泊シングル」プランで、1名1室(禁煙)がなんと!18500円という安さ。


 新幹線は「こだま」であるものの、JR名古屋駅から徒歩3分のビジネスホテルがセットになってこの価格ですから、6年前に行った時に比べツアーを探すのも少しずつ上手くなっています。




 ちなみに、母親のせいで乗車が遅れ、あらかじめ指定しておいた列車に乗れなかった場合、以降に発車する、「こだま」の自由席に限り乗車することが可能な乗車券になっています。




 限定列車で行くツアーでは、台風に代表される悪天候の影響や、地震の影響による遅延も十分想定されるため、申し込み時に送られてくる 「ご旅行にあたってのご案内」などはしっかり理解しておく必要があるでしょう。




 今回の旅行では、申し込み時に2人掛けのD・E席を希望していました。これは、6年前にアウェイ旅行に行った際、「座席の希望は特にありません」と言ったら、3人掛けのA・B席になってしまい、名古屋へ向かう道中で隣のC席に座る人がちょくちょく代わって気持ちが落ち着かない体験があったからです。


 余計にお金が掛かる訳ではないので、ダメ元でも希望はしっかり伝えておく方がいいと思います。




 新幹線の中では、普段なら話さないような会話で盛り上がっていたら、あっという間に2時間49分が経っていました・・・。




 12時15分、定時にJR名古屋駅に到着。


 天気は快晴。昨年のアウェイ旅行に比べたら格段に体調も良く、旅行を楽しめそうです。




 東海道新幹線の改札を出てすぐに右折。あおなみ線を目指します。




 あおなみ線のホームまでは意外と距離があるため、気持ち小走りで案内経路を進んで行くことに。




 名古屋は観光名所が数限りなくあるので、それぞれの路線に程よく分散し、あおなみ線だけが混雑しているという状況にはならずに済みました。




 目指す目的地は、「名古屋臨海高速鉄道 あおなみ線」の終点、「金城ふ頭」。




 「金城ふ頭」だけで行き先が分かった人は、相当のオタクだと思います。(笑)




 運賃は大人350円。Uさんと旅行している時は意識しなかったのですが、今回は母親を連れているということもあって、全てが2人分掛かることにこの時初めて気づきました!




 12時30分発の金城ふ頭行きに乗るため、1・2番線を目指して改札をくぐります。


 つづく

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