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2015年10月27日火曜日

長良川競技場の歩き方 徹底攻略ガイド 愛知 & 岐阜旅行 その15



 昨日行ったリニア・鉄道館のようなアトラクション的な建造物は大勢の人がいるほうが楽しくなりますが、神社やお城などのパワースポットを巡るときは、あまり参拝客がいない平日のほうが時間をゆったり感じられて得した気分になります。




 6年前に参拝した時はサッとお参りしてすぐ帰ってしまったので、「今度、熱田神宮に参拝に行くなら絶対に月曜日の午前中にゆったり回りたい」と思っていました。




  正門(南門)手前の駐車場には3台ほどの車しか駐車しておらず、母親と私以外まったくいない貸切状態。




 今回は熱田神宮を隅から隅まで堪能すべく、参拝に費やす時間を1時間半ほど見積もってきました。




 第一鳥居をくぐる手前に別宮八剣宮(べっくうはっけんぐう)・上知我麻神社(かみちかまじんじゃ)入口という案内板があったため、まずはそちらを見ることに。




 こちらの鳥居も本宮の第一鳥居よりは小さいものの、非常に歴史を感じられる造りになっていました。




 鳥居をくぐってすぐ右には手水舎がありました。


 実は6年前に熱田神宮に参拝に来た際、それまで神社で参拝する作法をまったく知らなかった私は、宮司さんに聞いた二礼・二拍手・一礼を見よう見まねでやってサッと帰ってきてしまったことをとても恥ずかしく思っていました。




 しかも、手水舎の存在にもまったく気づかず、体を清めることなく参拝していたことを帰宅した後になって理解する始末。


 ご利益を授かりに行っているくせに、作法をまったく理解していないなんて、罰が当たってもおかしくありません。





 今回の旅は、しっかり身につけた作法をもってお参りをするという、6年前からの心残りを払拭する目的もあったのです。




 鳥居をくぐった正面にある、上知我麻神社(かみちかまじんじゃ)。




 すぐ左には授与所があり、祈祷受け付けやお守りが販売されています。





 母親も手水舎の作法をきちんと知らなかったため、やり方を順番に説明しながら体を清めて参拝しました。


 作法を知っている人にとっては何ということもないかも知れませんが、心残りを感じていた私にとってはまさに「心が洗われる」体験になりました。




 別宮八剣宮(べっくうはっけんぐう)でも同様に参拝。




 正式な作法で参拝出来たことで、清清しい気分で本宮に向かうことが出来ます。






第一鳥居をくぐってすぐ左にある「オガタマノキ (保存樹)」。




 参拝に向かう人もわずかしかいません。





 遮光器土偶の「眼鏡之碑」。熱田神宮境内に建立されているメガネの神様?




 花崗岩で出来た板石を25枚並べて造られた「二十五丁橋」。




 名古屋甚句の碑。




 熱田神宮の境内中央西に位置する南神池(みなみしんいけ)。





 「お休み処 清め茶屋」から見る景色は大変素晴らしいものです。




 6年前に正門(南門)と間違えて入ってきてしまった東門の様子。




 ここまででようやく境内のちょうど真ん中まで歩いてきました。





 第二鳥居を目前にし、西の方角に目を向けると、それまでほとんど人がいなかった境内に向かうたくさんの参拝客の姿が。


 西門は国道19号に面しているのとバスの駐車場があるため、観光客はこちらから参拝に訪れるのが定番のよう。




 文化殿(宝物殿)では、秋季企画展 「利休を越えた綾部とは? -没後400年 ”天下一”茶人 古田織部-」が開かれていました。




 第二鳥居。 神様の通り道である中央を避けてくぐります。





 熱田神宮の本宮をお参りするための手水舎。ここでもう一度、正式な作法に則って体を清めました。





 砂利が敷き詰められた参道の落ち葉を掃除する宮司さん。参拝客が気分良く参拝できるのもこういう陰の支えがあってこそ。





 樹齢1000年以上と伝えられる熱田神宮の大楠。弘法大使のお手植えで、特に大きな楠7本の中で3番目に大きな楠。





 大楠にはヘビが棲んでいると言われ、運が良ければその姿を見ることもあるそう。




 大楠の奥には境内で結婚式や披露宴が行われた時の待合室として使われている客殿がありました。


 つづく

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