フクダ電子アリーナ

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2015年10月27日火曜日

長良川競技場の歩き方 徹底攻略ガイド 愛知 & 岐阜旅行 その5



 「鉄道ジオラマ」のフロアを出て、1階イベント広場の中央まで帰ってくると、「モハ52形式電車」がありました。




 これらの列車は乗車可能になっていて、大勢の鉄道ファンが車内の様子を食い入るように眺めていたり、高そうな一眼レフカメラにその姿を収めている様子が伺えました。




 広場のセンターには、0系21形の新幹線が威風堂々とした佇まいでお出迎え。多くの人が記念写真の順番を待っている状況。




 日本テレビの「笑神様は突然に・・・」のロケで鉄道BIG4とSKE48の松井玲奈さんがここを訪れた時、この 「0系21形式新幹線電車」の鼻の部分を撫で撫でしていたことを思い出し、ミーハーにも同じ行動をとってしまいました!


 放送後、何万人もの来館者が同じことをしたんでしょうね。(笑)




 0系の左隣には 「100系123形式新幹線」、その隣に 「300系322形式新幹線」、そして一番手前は 「700系723形式新幹線」が展示されています。




 時計を見ると13時48分、「リニア・鉄道館」に入館してから既に40分が経過していました。




 「足が疲れたからどこかで休みたい」と母親に言われたため、2階にある飲食可能エリアの椅子に母親を座らせ、私は2階にある展示室の様子を観て周ることに。





 2階に上がってみると、まずひと際目立つのが「さよなら100系」と書かれた実物のノーズ(鮫の鼻の形に似ていることからシャークノーズと言われている)が展示されている部屋。


 こちらでは、「100系営業運転開始から30年 ~その活躍を振り返る~」と題し、100系新幹線に関する数々の貴重な資料が展示され、中央奥のモニターには当時の映像が映し出されていました。




 次に向かったのが「東海道物語」と銘打った歴史展示室。




 東海道新幹線が誕生するまでの多くの人々の尽力の様子が貴重な展示品とパネルによって詳細に説明されていました。




 明治時代初期~現代の新幹線の変遷、それに関わる膨大な資料がところ狭しと展示されており、丁寧に見周ったらこれだけで丸一日は掛かると言えるほど充実した内容。




 「新幹線の生みの親」と言われる、島 秀雄のコーナーや、新幹線の建設を協力に推進した第4代国鉄総裁の十河信二のコーナーもありました。




 「進化する東海道新幹線 昭和・平成」コーナーでは、1980年代~2015年までの東海道新幹線の歴史を、1・国鉄民営化~2・「のぞみ」の誕生~3・品川駅開業と輸送力増強~などのポイントに分けて詳しく解説。




 現代までの進化の過程や、歴代の新幹線の車両模型を展示し、どの新幹線が好きか人気投票の結果などが公開されていました。




 2階バルコニーから1階の車両展示を見た様子。広場の両サイドには椅子が置かれ、疲れたら体を休めることも出来るようになっています。




 39両もの実物車両を見るには、10時~17時30分の7時間30分じゃ絶対に見切れません!




 キッズコーナーではたくさんの家族連れの姿があり、タカラトミーのプラレールが出来るまでを紹介したパネルや、実際のプラレールを使って鉄道を楽しく学ぶ様子が伺えました。




 2階にある「デリカステーション」では、ここでしか買うことの出来ない駅弁や限定パッケージのペットボトルを求める鉄道ファンの姿も。撮り鉄・乗り鉄とは違い、鉄道の楽しみ方も多種多様。




 「国鉄バス・第一号車」の車両も展示されていました。




 国内最古の路線バス


 1930(昭和5)年に、鉄道省が初めて直営による路線バス輸送を開始した際に使用された車両。
岡崎~多治見間、高蔵寺~瀬戸記念橋間で運転された。当時、国内を走るバスは外国製であったが、国鉄は自動車産業育成のため、国産車を採用した。




 現存する最古のバスとして、1969(昭和44)年に鉄道記念物に指定された。




 2階バルコニーから見るシンボル展示。




 「955形 新幹線試験電車 通称:300X」




 「超伝導リニア MLX 01-1」 最高速度はなんと! 581km/h




 「C52形式蒸気機関車」 同じ目線から見るより上から全体を見渡した方が格好いい。




 時刻は14時ちょうど。まだまだ多くの鉄道ファンが入館してきます。





 東海道本線及び東海道新幹線のルート選定を地図を使って詳しく解説。トンネルの掘削といった当時の苦労や、より直線的なルートを実現するための様子を垣間見ることができます。




 館内の展示物も大方見終わったため、最後に屋外展示されている車両を見ることに。




 「ケ90形式 蒸気機関車(軽便鉄道用)」


 762mm軌間の軽便鉄道用の小型蒸気機関車


 1918(大正7)年に新多治見~広見間で営業を開始した東濃鉄道で使用された蒸気機関車。線路幅は通常よりも狭い762mmの軽便鉄道と呼ばれていた線路で使用された。




 新多治見~広見間は1926(大正15)年に鉄道省に買収されて、ケ90形式も鉄道省所属の機関車として、1928(昭和3)年に太多線が1067mmに改軌されるまで使用された。




 「117系電車」 名古屋都市圏の輸送を刷新した「東海ライナー」用の近郊型電車


 117系は1980(昭和55)年1月に、関西圏の新快速電車として運転を開始。従来の近郊形電車とは分別の居住性を提供し、「シティライナー」の愛称で親しまれた。




 1982年(昭和57)年3月には名古屋地区でも運転を開始し、「東海ライナー」の愛称がつけられた。





 1階にあるミュージアムショップ(お土産売り場)では、多くの鉄道ファンがここでしか買うことの出来ない限定グッズを目当てにお土産を選んでいる姿がありました。


 東海道新幹線を中心とした鉄道の歴史を堪能し、充実した気分で最初の観光名所 「リニア・鉄道館」を後にしました。




 14時23分、あおなみ線 金城ふ頭駅に帰ってきました。「リニア・鉄道館」には、1時間15分も居たことになります。どうりで疲れてる訳だ~。




 14時29分発 名古屋行は2番線ホーム。




 運賃は350円×2人分なり。




 エスカレーターを使ってホームまで移動するも、人っ子ひとりいません。まだまだ日差しも高いということもあり、「リニア・鉄道館」が目的で来ている人達はこんな時間には帰らないんでしょうね。




 そう考えると少しもったいない気もしますが、今回の旅のメインイベントでもあるFC岐阜の本拠地「長良川競技場」を目指し、一路、名古屋駅へ!




 14時52分、僅か24分で名古屋駅に到着。 次はJRを使って岐阜駅に向かいます。


 つづく

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