フクダ電子アリーナ

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2015年10月27日火曜日

長良川競技場の歩き方 徹底攻略ガイド 愛知 & 岐阜旅行 その17



 10時36分、名鉄・神宮前駅まで歩いてきました。




 駅前にあった【熱田・宮宿】 散策マップを見てみると、熱田神宮はもちろん、神社・仏閣・公園・発祥の地・跡地など、歩いて行ける距離に22ヶ所もの観光名所があることが分かりました。




 ここからさらにJR熱田駅まで歩いて向かうつもりでしたが、母親に 「最後の目的地って犬山駅なんだよね」と話したところ、




 「それならわざわざJR名古屋駅まで戻らなくても、名鉄・神宮前駅から出てる列車で行けるんじゃない?」と言われハッと我に返りました。




 私自身は今回の旅のスケジュールを考えるにあたり、一度JR熱田駅からJR名古屋駅まで戻って、名鉄・名古屋駅から名鉄・犬山線に乗って行くしか方法が無いと思い込んでいたので、




 目の前にある名鉄・神宮前駅が犬山駅まで繋がっているという発想すら気づいていませんでした。


 これまで 「自分がリードしなきゃいけない」と一人で背負い込んでいただけに、「何事も相談してみるべきだなぁ」とアイデアをくれた母親に感謝です。




 ということで、予定を変更して名鉄・神宮前駅から名鉄名古屋本線快速特急・新鵜沼行に乗るため1番線ホームを目指します。




 運賃は660円×2人で1320円なり。




 10時44分、ホームに入ってきた列車に乗車すると、ちょうど二人掛けの席が一つずつ空いている場所が2ヶ所あったため、母親を前の席に、私がその後ろの席に座って行くことができました。




 名鉄は普通・準急・特急と3種類あって、神宮前駅からだと普通なら51分、準急は43分、特急は33分と乗車時間にかなり差があったため、たまたま乗り合わせた列車が特急で本当にラッキーでした。




 フクアリの歩き方がお送りするアウェイ旅行で、目的地が犬山と言えばもうお分かりでしょう!




 そう、この旅最後の目的地はズバリ、「国宝・犬山城」です!!




 月曜日の11時過ぎということもあって、名鉄・犬山駅の西口ターミナルは落ち着いた雰囲気。




 タクシーも利用者がいないのか?のんびりした時間が流れていました。




 犬山城へのアクセス方法をインターネットで調べた際、実際に行った事のある人のブログでは、「犬山城に向かう時は本町通りが昔ながらの街並みを味わえてオススメです」とあったため、




 犬山駅西交差点をまっすぐ西に進み、本町交差点を右折するルートを目指して歩いてみます。




 犬山駅西交差点までは約2分で到着。横断歩道手前には犬山城下町マップがあって、自分がいまどこにいるかが分かって便利。




 犬山駅西交差点を過ぎると歩道が狭くなるため、自動車に注意しながら歩行者が歩く緑色のラインの内側を歩いて行きます。





 名鉄・犬山駅からひたすら歩いて約9分、本町交差点が見えてきました。




 ここを右折した瞬間、これまでの景色とは打って変わって昔ながらの城下町の雰囲気が目の前にドーンと入ってきました。




 歩き始めて約20メートル、左を見ると 「老い呆け来ず地蔵」という地蔵がいきなり現れました!




 「人生長く生きてもボケちゃったら意味が無いからお参りしておいたほうがいいんじゃないの?」と私が言うと、母親もこれを面白がって今までで一番真剣にお参りしていました。(笑)




 本町通りには、左右にたくさんの飲食・甘味・茶屋・工房等が軒を連ねています。




 中本町には「犬山城下町観光案内所」もありますので、この辺りのマップを貰って散策するのも良いでしょう。(10時~16時まで)





 丸の内交差点まで歩いてくると、白壁の塀に囲まれた小さな公園が現れ、色とりどりの花が観光客の目を楽しませていました。




 道の真正面には大きな鳥居と、山頂には犬山城の天守閣もハッキリ見えてきます。




 さらに進むと左側には「城とまちミュージアム」があり、右側には「別館 からくり展示館」などもありました。





 犬山城前広場には犬山駅にあった物と同じ「城下町マップ」があり、広場の左を見ると犬山体育館、並んで犬山城前観光案内所(9時~17時)もあって、ここではタクシー呼出電話も設置されていました。




 本町通りからずっと見えていた石製の大きな鳥居は 「針綱神社」のものでした。


 針綱神社は、927年(延長5年)にはあったという記録が残されているだけで、正式な建立時期は不明という大変歴史の古い神社で、東海鎮護・五穀豊穣・水産拓殖・厄除け・安産・長命などのご利益があるとされています。




 左を見ると、朱色の大きな鳥居が一段と目を引く 「三光稲荷神社」がありました。




 ここに来るまでは、犬山城の南の登城入り口にこんな大きな神社があるなんて(しかも2つも)全く知らなかったので、これも何かの縁ということで参拝してから行くことに。




 どちらの神社にお参りするか迷っていたところ、三光稲荷神社の階段の中ほどに 「犬山城への近道」と書かれた案内板が見えたため、




 ここまで歩き通しの母親のことも考え、少しでも楽に犬山城の天守閣まで行ける 「三光稲荷神社」の方にお参りすることに決めました。




 三光稲荷神社は犬山城の麓に位置するとあって、週末にもなると犬山城見学の観光客と相まって大変賑わいのある神社です。


 この日は、月曜日のお昼時ということで階段を登って本殿に着いた時には5~6人の参拝客がいるだけでした。





 左には御朱印や御守り・おみくじが売られている授与所があり、右にはおみくじを結ぶところや社務所の新築奉賛者の名前が書かれた札が掲げられていました。




 三光稲荷神社は、家内安全・商売繁盛・土地家屋清祓い・交通安全・夫婦和合・縁結びなど多様なご利益に与れるため、母親と共に心を込めて両手を合わせました。


 つづく

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