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2017年11月13日月曜日

豊田スタジアムの歩き方 徹底攻略ガイド 豊橋旅行 その22



 県道477号線を西に300メートルほど進むと、「愛知銀行 岡崎支店」が見えてきました。


 こちらの「明大寺本町」交差点を右折して、県道483号線を北に向かって歩いて行きます。




 県道483号線は片側2車線ずつあるかなり大きな通りで、この辺りのメインストリートという感じ。




 通りには「ファミリーマート 岡崎明大寺店」、「いちよし証券 岡崎支店」、「中部日本放送 岡崎支社」、「西三河総合庁舎」などがありました。




 250メートルほど進むと「殿橋南(とのばしみなみ)」という、かなり大きな交差点と川が見えてきました。




 「殿橋(とのばし)」は、愛知県岡崎市の中心部に位置する乙川(おとがわ)に架かる橋梁です。


 1927年(昭和2年)の竣工時から、当時の意匠をほぼ残したまま現在に至るまで現役で存在し、途中、大きな地震に見舞われるも被災することなく稼働し続けています。




 これは、竣工当時では最新鋭の技術と言われた「鉄筋コンクリート構造」で建設された橋だったことも大きく影響していると思われ、その後(1979年)、さらに耐震化工事がされたり、長寿命化工事(2015年)を経て、現在の景観へと変化し続けています。




 乙川(おとがわ)の先に目を向けると、小さくではありますが「岡崎城」の天守が見えました。




 「殿橋(とのばし)北」交差点を左折します。




 途中現れたのは、「菅生(すごう)神社」。




 岡崎公園の近くにあり、西暦110年に創建された岡崎最古の神社です。




 学問の神様として有名な菅原道真公や、徳川家康公を合殿として祀っていることからも分かる通り、そのご利益には「学業成就守り」や、「勝運守り」がつとに有名。




 こちらの茶色の大きな建物は、「岡崎ニューグランドホテル」。この奥にある「岡崎シングルホテル」と共に、岡崎城の最寄りの宿泊施設となっています。




 建物の正面から見た乙川(おとがわ)と周辺の景色。ちょうど東の方角になるので、太陽が昇ってくる時間帯は部屋の窓から綺麗な朝日が拝めそう。




 石の階段を下りて砂利の敷かれた「岡崎城」の敷地に向かって歩いて行きます。




 時刻は13時24分。何やら目の前には多くの人だかりが。




 龍城堀(たつきぼり)に架かる神橋(しんきょう)の前まで来てみると、その理由が分かりました。


 みんなスマホの画面を見ながら夢中で「ポケGO」やってるんだもん!(笑)




 本来なら、龍城堀の緑の木々と朱色の神橋のコントラストに目を奪われたり、正面に見える岡崎城と一緒に写真に収められる絶好の撮影スポットだというのに・・・もったいない。




 左にゆる~く曲がった石段を上り切るといよいよ天守閣が見えてきます。




 あっ、まだあった・・・。意外と段数あるのね。(笑)




 遂に来ました、日本100名城にも選ばれている「岡崎城」。何といっても徳川家康が生まれたお城ですからね~感慨深い。




 岡崎公園散策マップを見ると、城内にはいろいろな観光ポイントがありそう。


(龍城神社の鳥居の右側にある青銅の神馬像)

 
 ・・・とここで何気に時計を見てみると、時刻は13時26分を指していました。


(龍城神社と石鳥居)


 私「JR豊橋駅の帰りの新幹線が15時35分発で、お土産を選ぶ時間も入れるとあまりゆっくり見ている時間が無いんだよね~。14時05分に発車する特急で豊橋に帰りたいから、15分くらいで周らない?」と聞くと、


(明治以降の戦没者を祀る石碑と鎮魂の錨(いかり)像)


 Uさんからは「それでいいよ」の返事が。桜ヶ丘ミュージアムでの「こち亀展」をじっくり堪能し過ぎてしまったしわ寄せがこちらに響いてしまいました・・・(汗)。




 まずは1枚パシャリ。最後に撮ればいいとか考えてると、慌てて撮り忘れちゃうといけないので。




 ・・・にしても、観光客が全く映らない状況で撮影するのって難しいですよね~。(しょうがないかな)




 気を取り直して時計周りに城外を一周して見ていきましょう。


 まずは天守閣正面のすぐ左にある「東照公えな塚」。「えな」とは、家康公が誕生のおり、えな(胎盤)を埋めたと伝えられる場所です。




 続いて現れたのが坂谷橋のたもとにある、「東照公産湯の井戸」。




 天文11年12月26日(1542年)、徳川家康公が岡崎城内で誕生したおり、この井戸の水を汲み、産湯に使用したと伝えられています。




 白壁の塀を左に見て、石畳のゆるい坂を上がって行きます。




 ちょうど裏門に当たるこの辺りは、伊賀川(いががわ)に架かる龍城橋があり、国道1号線が通っています。




 「三河武士のやかた家康館」。平成29年10月7日(土)~12月17日(日)までは、江戸時代の遊び展が開催中。




 時間があったら入ってみたかったのですが、今回は泣く泣く断念・・・。それにしても三つ葉の葵紋のインパクトたるや凄いです。


(本多平八郎忠勝公の銅像)




 こちらは「からくり時計台」。三河武士のやかた家康館前の広場にある、高さ6メートルの時計塔。


 毎時00分と30分に能を舞い、遺訓を語る家康公の人形が登場し、多くのギャラリーの目を楽しませていました。




 天守閣のちょうど右手に位置する場所には、「竹千代・家康公のベンチ」がありました。


 このベンチは、「石都岡崎」と呼ばれる岡崎の優秀な石職人の技術と、地元産の良質な御影石を使って造り上げられているそう。


 ・・・にしても立派なベンチですよね~。天下統一を果たした家康公の隣になんて、恐れ多くて軽々しく座りになんて行けませんよね。(この時も誰も座っていませんでした)




 龍城堀の外周を歩いていると、木々に覆われた日陰の道は、とたんにひんやりとした空気が流れてきてマイナスイオンを感じます。




 苔が生い茂り、紅葉が色づき始めた木々の間から見る岡崎城もまた、風情があってよろしい。




 こちらの「巽閣(たつみかく)」は、40畳ほどの大広間もあり、和室を活かしたくつろぎの空間は、各種集会や教室・会議等が行える有料の施設となっています。


 過去には婚活パーティーや、コスプレイヤーのイベントにも使われたりと、様々な用途での使用が可能。




 一周回って天守閣の正面まで来てみると、周りに誰も立っていなかったので、急いでシャッターを切りました。(良かった~)




 スマホの時計を見てみると、スタートしてからおよそ10分が経過。




 「日本100名城 No.45 岡崎城」の専用スタンプは、天守閣の1階 料金所入口付近にあるということで、Uさんも急いでスタンプ帳を手に入城します。




 日本100名城専用のスタンプはここにしか無いので、来城前には休館日と営業時間をしっかり調べておくことが必要です。


 ちなみに、岡崎城の開館時間は午前9時~午後5時までで、入館は午後4時30分までとなっています。(休館日は年末の12月29日~12月31日)




 入館料は、岡崎城だけなら大人200円・小人100円(5才~小学生)、三河武士のやかた家康館だけなら大人360円・小人200円、2館共通券(岡崎城+家康館)なら大人510円・小人270円です。




 入口にあった専用スタンプも無事に押し、いよいよ天守閣の中に入っていきます。


 つづく

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