そう、豪仙學頭(ご・う・せ・ん・が・く・と・う)
この文字を、アナグラムを使って入れ替えてみます。
ご・う・が・く・と・う・せ・ん → えっ? 高額当選?
実際には、最初の文字が「こ」ではなく、「ご」になっていますよね。
「ご」という文字の右上の点々は、濁点です。濁点というのは、読んで字のごとく「濁った点」です。
「濁り」の意味を辞書で調べてみますと、「よごれ。けがれ。仏教で、煩悩(ぼんのう)」とあります。
宝くじなどを購入すると、最初は吉ゾウくんに「お願いします!お願いします!」と神頼みするくせに、いざ本当に当選してみると、
「これは自分の運が良いから当たったんだ、だから手に入れた大金は全部自分の物だ!」と強欲になってしまいます。
今井住職の著書の中に、「当選金の3分の1は知らない人のために使う」という言葉が書かれています。
実際には、同じ宝くじを購入し、同じように吉ゾウくんに祈願した人同士でも、当たる人もあれば、当たらない人もいます。
いったい、その差は何なのでしょうか?
(つづく)
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