ジェフユナイテッド市原・千葉の本拠地でもある、「フクダ電子アリーナ」の楽しみ方を徹底ガイド致します。フクアリ未体験の方も、年に一度の観戦を楽しみにしているアウェイサポーターの方も必見です!このブログにしか載っていない、ディープな情報をお楽しみ下さい!
フクダ電子アリーナ
2012年8月21日火曜日
とりスタの歩き方 とりぎんバードスタジアム 徹底攻略ガイド その27
後半開始早々から、左サイドのジェフ千葉 背番号23 武田 英二郎選手を起点に攻撃を仕掛けるも、クロスを上げさせまいと必死に足を出すガイナーレ鳥取 背番号2 尾崎 瑛一郎選手。
後半12分には、ゴール前に駆け上がるジェフ千葉 背番号19 田中 佑昌選手に絶好のカウンターが通るも、ガイナーレ鳥取のDF 2人が体を投げ出してシュートコースを消します。
両チームとも次の1点が勝負を決めるということが分かっているだけに、まず中央をしっかり固め、プレッシャーを掛けながら相手のミスを誘う展開。
ジェフ千葉 背番号29 大岩 一貴選手も積極的に右サイドを駆け上がり、細かくパスを回しながら攻め込みますが、5~6人で守るガイナーレ鳥取の壁を崩すことが出来ません。
徐々に疲れの色が見えてくるジェフ千葉イレブン。ガイナーレ鳥取もサポーターの声援で決勝点を狙うためにジェフ千葉の両サイドが上がった裏のスペースを使いながらゴール前にボールを放り込んでいきます。
後半26分、ジェフ千葉は背番号9 深井 正樹選手と、背番号11 米倉 恒貴選手をピッチに投入。後半38分には、背番号35 リカルド・ロボ選手を送り込み、監督のメッセージはもちろん 「もう1点取って試合を決めろ!」
守備陣が整う前にアーリークロスをゴール前に何度も入れるが、ガイナーレ鳥取のGK 背番号48 小針 清允選手のナイスセーブでゴールを割らせません。
アウェイながらも勝ち点3を奪おうとゴール前に人数を掛けるジェフ千葉に対し、ガイナーレ鳥取は前線に残る少ない人数でカウンターを狙ってきます。
猛暑の残る後半45分が過ぎ、ピッチ上の誰もが気力だけで走り続けていたその時、ガイナーレ鳥取にビッグチャンスが訪れます。
中盤のこぼれ球が左サイドで待ち受けるガイナーレ鳥取 背番号17 鶴見 聡貴選手に渡り、ジェフ千葉の守備が整う前に低い弾道でクロスを蹴りこみます。
ゴール前にフリーで走りこんできたガイナーレ鳥取 背番号22 森 栄次郎選手がダイレクトで左足を振り抜くと、ボールはジェフ千葉GK 背番号17 櫛野 亮選手の左下をすり抜け、値千金の決勝ゴール!
後半アディショナルタイムでの逆転ゴールに沸くガイナーレ鳥取サポーター。
その後のジェフ千葉に同点に追い着くだけの気力は残っていなく、前節、最下位の町田ゼルビア戦に続く、下位チームによもやの連敗となってしまいました・・・。
試合終了まで必死に声を張り上げていたジェフ千葉のゴール裏、メインスタンドのサポーターもガッカリ。「絶対に勝ち点3をゲットして帰ってきます!」といつもフクアリで観戦しているメンバーに話していただけに、みんなの残念な顔が浮かんできました。
必死に戦ったものの、勝利という結果を残すことが出来なかった選手たち。
こういう時はゴール裏に挨拶に行くのは本当に辛いでしょうが、背番号5 DF 山口 智選手が先頭になってサポーターに向かって歩いて行きました。
選手が最後まで諦めずに走りきった姿を目にしたサポーターからは、「次の試合に向けて頑張れ!」というエールが送られていました。
メインスタンドに挨拶をする選手たちにも、次に向けた温かい言葉が投げ掛けられていました。
J2リーグに参入して史上初となる逆転勝ちを起こした選手たちと共に喜ぶガイナーレ鳥取のサポーター。
この結果、順位は19位に上がり、JFLとの入れ替え戦へのピンチも少し遠のきました。
残り試合も最後まで団結して応援していく意思を確認し合うジェフ千葉のサポーター。
試合に敗れたこともあり、アウェイ側のメインスタンドは誰もいなくなってしまいました。(勝ってたら余韻に浸れたのにな~)
20時13分(試合終了から18分後)、バックスタンド側にある鳥取駅行きの無料シャトルバス乗り場は帰宅する人々でごった返していました。
係員に誘導されるように並んだ列はおよそ60メートルほどの長さ。
Uさんと試合内容について話ながら、ゆっくりと列の進みに合わせて停留所の先頭まで歩くこと5台目。やっと自分たちの乗れる順番がきました。
シャトルバスの中は既に満員で、鳥取駅までの約20分間、私達は入口付近に立ったまま乗車しました。
鳥取駅に到着し、南口ターミナルにある「ローソン 鳥取駅南店」で小腹が空いた時のために買い物をしてから、北口ターミナルの地下通路を渡ったところにある 「スーパー居酒屋 鳥取 だいぜん」で腹ごしらえ&反省会をすることに。
中に入るとカウンターの席以外はほぼ満席で、仕方なく私とUさんはカウンター席で食べることに。
辺りを見渡してみると、ジェフ千葉のユニフォームを着たグループも結構いましたが、試合に負けたこともあり静かに地元の料理に舌鼓している様子が伺えました。
Uさんはあまりお腹が減っていないということで、「ソース焼きそば目玉焼のせ(525円)」を注文。
私はスタジアムグルメをあまり食べなかったこともあり、「名物 あつあつ天ぷら定食(945円)」を注文しました。
Uさんが注文した焼きそばは、野菜がたっぷり入った横手焼きそば風のもの。
天ぷら定食の方は、海老、さつまいも、かぼちゃ、しその葉などが揚げたてホヤホヤで、漬物、サラダ、お味噌汁、ご飯がついていました。(両方ともとても美味しかったです)
反省会で二人が思ったのが、J1を経験していない地方のクラブの方が何事にも一生懸命だということ。
お金や人を掛けられるビッグクラブと違い、アイデアや手間を掛けて地域やクラブを支えていることがとても伝わってくるアウェイでの観戦となりました。
我々が体験してきたことを、このブログを通して皆さんにも感じてもらえれば嬉しく思います。
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