電車で豊川稲荷に行く方法は2つあり、一つ目はUさんと私が利用したJRを使ってJR豊川駅まで来る方法と、2つ目は名鉄 豊川稲荷駅を利用する方法。
JR豊川駅の西口ターミナルに降りて分かったのですが、名鉄 豊川稲荷駅はJR豊川駅からみて南西のすぐ近いところにありました。
Uさんと私はJR豊橋駅から(大人料金210円)で乗り換え無しで来ましたが、豊橋駅から名鉄を利用する場合、まず3番線から名鉄 名古屋本線に乗車し国府駅まで行きます→
国府駅からは名鉄 豊川線に乗り換え、終点の豊川稲荷駅で降りるという方法があるのです。
ただ、JRが20分掛からないで料金が210円で済むのに対し、名鉄を利用すると27分くらい掛かって料金も400円と、賢い方法では無いことが分かります。(しかも乗り換えあり)
したがって、余程の理由でも無い限り、豊川稲荷への参拝はJRを利用したほうが良いと思います。
歩き始めてからおよそ5分、豊川稲荷前交差点に到着しました。(あっという間です)
本来であればこちらの交差点を渡って右に歩いて行くとすぐ正門の鳥居があるはずなのですが、豊川稲荷周辺の取材も兼ねて、あえて時計回りで反対を歩くことに。
以前、アウェイ旅行で名古屋に来た時に2度、熱田神宮へ参拝に行ったことがあるのですが、その時も周辺地域の雰囲気を感じたいと思い、わざわざ外周を一回りしたことがありました。
それでは、ここでJR豊川駅周辺のお店の情報を整理して書きたいと思います。
私が降りたJR豊川駅の西口ターミナルは、(時計回りに書くと)「中華リキ」、「ミニストップ豊川稲荷店」、「処方せん受付のイセヤ薬局」、「内田歯科医院」、
「トキワ青果」、「FRUITS SHOP 鈴木屋」、「いろは寿司」、「麺くい亭 豚の雫」と、8つのお店がぐる~っと囲うように軒を連ねていました。
豊川稲荷前交差点までの1本道には、「酒井軒」、「エアガン専門店 ガンルームオオギ」、「中村パーマ」、「おしゃれチェーン マルヤマ」、「フォーク歌広場 ほん和か」、
「トータルデザイン まさーる美容室」、「喫茶 & 食事 あわじ」、「とんかつ & みそかつ 豊盛軒」、「炭火焼八剣伝 豊川駅前店」、「処方せん調剤のサカエ薬局」、
「カフェド KEI」、「シューズ・バンク オオタ」、「玉川うどん 豊川駅前店」、「宮地歯科」、「居酒屋久ちゃん」、「フルマタ」、「山安食料品店」、「やすらぎ」、
「豊川商店街 駅前駐車場」、「NPO法人 ゆずりは学園」、「三菱東京UFJ銀行 豊川支店」、「皆藤クリニック」、「豊川駅前郵便局」、「うなぎ料理店 藤井屋」、
「豊伸リース株式会社」、「宮地サイクルセンター」、「豊川菓子処 穂の国本舗 旭町店」、「豊川市観光協会」と様々な業種のお店があり、飲食はもちろん、お金を下ろしたり、お土産を買ったりと、およそ350mの道の間でほぼほぼ必要な事は全て出来そうな感じでした。
豊川稲荷の外周を時計回りにしばらく歩くと、幸町交差点が見えてきました。
幸町交差点の手前の細い道を右に曲がると、豊川高校職員専用の駐車場がありました。
駐車場を過ぎたところには、「豊川海軍工廠(こうしょう)戦没者供養塔」がありました。
この供養塔は、昭和20年8月7日にアメリカ軍のB-29爆撃機によって尊い命を失った2,500人以上の冥福を祈ろうと、豊川工廠従業員生存者によって建てられたもの。
こちらは戦争で使役された多くの牛馬の御霊を祀るために建てられた、「戦没牛馬記念碑」。
林を抜けてしばらく歩くと、かなり広めの公園が見えてきました。
ここは豊川稲荷のちょうど真裏に位置する、「稲荷公園」。日曜日の早い時間とあって、公園を散歩する人の姿もまばら。
外周に沿って北東の方角に向かって歩いて行きます。
道が一本しかないので迷うことは無いと思いますが、グーグルマップなどを広げながら歩いて行けば、近くにどんな場所があるのか確認することができるので便利かも。
角を右折すると、ちょうど東南の方角になるので正面に太陽が来て日差しが眩しいです。
豊川稲荷といえばかなり有名な名所のはずですが、時間が早いのか近隣を歩いている人の姿もほとんど見られませんでした。
立派な石垣の塀が続く通り。正門に続くメインストリートということでお店も徐々に増えてきました。
日本一のサンドイッチと噂される「いなり前 三河屋菓子店」、「印伝の店 クローバー」、
「稲荷通り交番」、「ヤマサちくわ 門前店」、「喫茶富士」、
「豊川いなり寿司 おきつね本舗」、「喫茶シャモニー」、
横断歩道を渡ったこちらのお店は、「喜楽 本店」。
豊川名物 宝珠まんじゅう・稲穂巻き・せんべいの製造元として知られるお店。
豊川稲荷の正門から覗く、なつかし青春商店街の「豊川いなり表参道」という名の通り。
こちらの通りには、「竹の和」、「田中たばこ店」、「和食処 松屋」、「キング堂」、「うなぎ カドヤ」、「かばん・袋物 いわせ」、「うなぎ・菜めしでんがく 曽我の軒」、「大島屋酒店」、「ドリンク斎藤」などのお店があります。
時刻はAM9時08分。豊鉄ターミナルホテルを出て、ちょうど1時間で今回の旅の目的地でもある「豊川稲荷」に到着。
この総門は、当寺の創立から214年後の明暦2年(1656年)に一度改築されました。
門扉及び両袖の扉は、一千有余年の樹齢を重ねた高さ4、5m、巾1.8m、厚さ15cmの欅の一枚板で、欅独特の如鱗(うろこ)のような木目は類い稀な木材として専門家に知られています。
屋根は銅板鱗葺きで、又諸処に使用されている唐金手彫(からかねてぼり)の金具は優れた技法を示しています。
頭上に祀られている16羅漢は、名匠で諏訪ノ和四郎その他名工の合作といわれ、参拝の諸人はこの仏様に見守られながら、この門をくぐるのです。
つづく
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