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2017年11月13日月曜日

豊田スタジアムの歩き方 徹底攻略ガイド 豊橋旅行 その21



 現在の時刻は、12時09分。じっくりと隅々まで鑑賞したことで、「桜ヶ丘ミュージアム」に到着した時から既に1時間以上が経っていました。




 県道31号線をひたすら南東の方角に向かって真っすぐ歩いて行きます。




 500メートルくらい直進し、左側に見えてきたのは「ファミリーマート 豊川桜木通店」。ここもひたすら真っすぐ通過。




 さらに200メートルくらい歩いたところで、「進雄(すさのお)神社入口交差点」が見えてきたので、こちらを右折します。




 右折してから200メートルほど歩くと、先ほどまで居た「豊川稲荷」前の見慣れた風景が現れました。




 日曜日のお昼過ぎということもあって、Uさんと私が来た時よりも人手が多くなっていました。




 「豊川いなり表参道 なつかし青春商店街」を駅の方向に向かって歩いて行きます。




 「豊川稲荷」という名前から分かる通り、豊川市はいなり寿し発祥の地の一つとしても有名で、古くから市内の至るところに人気店があり、ここ「なつかし青春商店街」の周辺にも美味しいお店がたくさんあります。




 ちなみに、豊川いなり寿しの特徴というのは明確に決まっている訳ではありませんが、油揚げを使ういなり寿しの形の中で、それぞれのお店が個性ある味付けやトッピングで競い合っているそう。


 豊川稲荷総門の真正面にある「おきつね本舗」の看板メニューは、2009年の「豊川いなり寿司フェスタ 食べ比べ選手権」で優勝した「わさびいなり」。




 参道沿いにある店舗前には、所狭しと優勝をアピールするカラフルなのぼりが掲げられ、参拝で訪れた多くの観光客も店舗の前に足を止めて購入していく様子が伺えます。


 「秘密のケンミンSHOW」など、テレビにも多数紹介されている有名店で、「味噌カツいなり」や、「おきつねバーガー」など個性的ないなり寿しが注目を集める人気店です。




 豊川いなり表参道の入り口にある「門前そば 山彦」は、豊川稲荷の古くからの信者の一人が創業し、以来、100年以上もの間、参拝客に自家製手打ち麺を提供してきた老舗です。


 こちらの一番人気は、「自家製手打ちきしめん」と、「元祖いなほ稲荷寿し」がセットになった「稲荷門前きしめん」。創業以来の変わらぬ伝統の味がテイクアウトでも味わえると評判。




 ゲートを潜ってすぐ左にあるのが「和食処 松屋」。豊川稲荷の参道で3代続く老舗の和食店です。うどんや蕎麦、郷土料理など様々なメニューを取り揃え、参拝客の憩いの場として繁盛している名店です。


 隣には、「いなり寿し専門店 まつや」も軒を連ね、豊川いなりはもちろん、「松屋」ならではのオリジナルいなり寿しも充実。「創作いなり」や「おっぱいいなり」など、こちらにしか無いいなり寿しを求めて長い行列が出来ることも。




 「曽我の軒」は、豊川稲荷門前にある人気のうなぎ屋さん。古くから地元民に愛され、表参道の中でも特に人気が高いこちらのお店は、お昼時ともなると長い行列が出来ることも少なくないので、食べたい人は早めの訪問がおススメ。


 一番人気の「鰻まぶし稲荷寿し」は、当店自慢のうなぎと稲荷寿しを合わせた豪華版で、うなぎの濃厚な味とわさびがサッパリとして食が進むこと請け合い。




 その佇まいに懐かしささえ感じる「来恩(らいおん)」は、およそ150年前(江戸時代末期)の建物を再利用したノスタルジックな雰囲気の名店です。


 様々なコンテストでも上位入賞を果たす人気のいなり寿しは、他には無いユニークな物ばかり。「大葉天ぷらいなり」は、大葉で巻かれたいなりを丸ごと天ぷらで揚げ、そのサクッとした油揚げの甘味と酢飯のバランスは絶妙。




 白・ゆず・大葉風・抹茶・一味・竹墨・八丁味噌の7種類の味が楽しめる「レインボー寿し」は、その色鮮やかさとバラエティ豊かな味が特徴で、来恩の大人気商品。


 多数のメディアでも紹介され、ファンも多い人気の逸品となっています。




 最後に紹介する「田舎料理 吉野」は、豆腐料理や甘味などが戴ける門前町の御食事処です。


 2015年度の「豊川いなり寿司 食べ比べ選手権」で見事1位を獲得した「焼きいなり」が当店おススメの一品。ネギ・ゴマの入ったいなり寿しを甘辛いタレに浸けて香ばしく焼いたもので、




 醤油の香ばしい香りとカリッとした表面の食感がクセになると評判です。


 その他には「田舎みそいなり」や、油で揚げた「いなりコロッケ」など、オリジナリティ溢れる個性的なメニューが豊富で、店内での食事はもちろん、テイクアウトも出来るので、参拝の際は行列もできる美味しい人気店の「いなり寿し」に舌鼓するのも良い思い出になることでしょう。




 「食堂 河精(かわせ)」の前まで来ると、JRと名鉄の駅がどっちにあるか一目で分かるように大きな看板がありました。




 こちらを右折し、そのまま県道31号線を進むと、正面に駅らしい建物がパッと見えてきました。




 こちらはJR豊川駅。1996年に橋上(きょうじょう)駅舎と東西自由通路が完成。現在の駅舎は3代目にあたります。


 橋上(きょうじょう)駅舎とは、駅舎機能をプラットホームの上階部分に集約した鉄道駅のこと。




 普通、地上駅では路線を挟んで両側にそれぞれ駅舎を設置しないと両側から利用することが難しくなりますが、橋上駅は改札口や乗車券売り場等を1ヶ所に集約できるため、駅機能の簡略化を図れるなどメリットがあります。




 今回、Uさんと私は名鉄に乗る必要があるので、JR豊川駅前のアーケードを突っ切って「名鉄 豊川稲荷駅」に向かうことに。




 「名鉄 豊川稲荷駅」と「JR豊川駅」は隣接しているので、歩いてもほんの数十秒で到着できます。




 時刻は、12時25分を少し回ったところ。




 目的地までは、大人一人が550円の区間。




 ホームまで降りてみると、12時38分発の「名鉄 豊川線 国府行き」がすでに停まっていました。




 「名鉄 豊川稲荷駅」は豊川線の始発駅でもあるので、Uさん共々ゆったり座って行くことが出来てラッキー。




11分ほど乗車し、「名鉄 国府駅」に到着。乗り換え時間わずか4分で、1番線に12時55分発の「普通 東岡崎行き」が来るということで、急いで1・2番ホームを目指します。




 ホームまで降りてみると、1番線にはすでに「普通 東岡崎行き」が停まっていました。




 電光掲示板を見ていると、2番線に「特急・岐阜行き」がちょうど滑り込んできました。




 駅員さんに「東岡崎まで行きたいんですが、2番線から出る特急って別料金が必要になるんですか?」と聞いたところ、ちょっと薄ら笑いで「料金は運賃以外必要ありません」とのこと。


 アウェイ旅行に来るといつも思うんですが、地方の列車に乗った時って、特急とか快速とか急行とかも別料金が掛かる訳じゃなくて、ただ、停車する駅だったり、到着する時間が違うだけっていうのが良くあるんですよね~。(分かりづらい)




 結果、国府駅からは12時53分発の「名鉄名古屋本線特急・名鉄岐阜行き」に乗車することが出来ました。(座席にも座れてラッキー)




 13時06分、定時に目的地の東岡崎駅に到着。




 「フクアリの歩き方」がお送りするアウェイ旅行で、東岡崎駅に行くと言ったら、目的地はもうお分かりですよね?




 そう、今回の旅の最後の目的地は・・・「岡崎城」です!




 サッカー観戦+パワースポット(神社やお寺)+お城というのがUさんと私のアウェイ旅行の定番中の定番。(笑)




 こちらは東岡崎駅の北口ターミナルの様子。




 どこの駅前にもありそうな大衆居酒屋やコンビニもたくさんあり、かなり拓けている街というのが分かります。(まぁ、城下町なんで当たり前なんですけどね)




 駅前に掲げられた案内板を見てみると、岡崎城以外にもたくさんの魅力的な観光名所がありそう。(時間が許せばいろいろな所を見てみたいのですが・・・)




 13時11分、駅前にある「みずほ銀行 岡崎支店」前の横断歩道を渡って、「岡崎城」のある北西の方角に歩き始めました。


 つづく

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