フクダ電子アリーナ

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2016年11月8日火曜日

石川県西部緑地公園陸上競技場の歩き方 徹底攻略ガイド 金沢旅行 その9



 先に点を決めて試合を優位に進めたいツエーゲン金沢は、後半12分、右サイドから馬渡選手が鋭いクロスを入れますが、ゴール前の山﨑選手には届かず。




 なかなか追加点が奪えずにいると、ジェフ千葉は中盤でセカンドボールを奪って速攻!背番号8 MF 井出遥也選手がドルブルで持ち上がると、ゴール前で体を張ってキープしたエウトン選手が後ろから走りこんで来た背番号15 MF 富澤清太郎選手にパス。




 富澤選手が右足を振り抜くと、地を這うようなボールはDFの間を上手くすり抜けゴール右隅に突き刺さりました!


 アウェイ側のゴール裏からはわずかに歓声が上がり、それと同時に座席を立つツエーゲン金沢のサポーターの姿が対照的。




 終盤、攻勢を強めるジェフ千葉は後半45分、右サイドから背番号11 FW 船山貴之選手が上げたクロスを、途中出場の背番号19 FW オナイウ阿道選手が打点の高いヘディングシュート。


 ツエーゲン金沢のDFを吹き飛ばしながら放たれたボールは、放物線を描くようにゴール右隅に吸い込まれます。




 ゴールが決まった瞬間、一斉に席を立つツエーゲン金沢サポーターと対照的に、わずか7分の間に逆転し歓喜に沸くジェフ千葉のサポーター。




 残り12分まで手の中にあった勝ち点3がまさかの0になり茫然自失のツエーゲン金沢イレブン。




 試合終了のホイッスルが吹かれた瞬間から静まり返る石川県西部緑地公園陸上競技場。




 シュート数に現れたように、内容では間違いなくツエーゲン金沢が優っていました。




 ただ、一瞬の、ほんの一瞬守りに入った気持ちから一対一の競り合いに負け、そのボールがゴールの隅、隅に吸い込まれていった・・・3つのゴールともそんな不思議な感じでした。




 モチベーションをも上回るほどのJ3降格へのプレッシャー。逆にジェフ千葉にわずかでもJ1昇格プレーオフへの可能性が残っていたら、このような結果にはなっていなかったのではないでしょうか?




 アウェイ側ゴール裏のジェフ千葉サポーターに挨拶に行くジェフ千葉の選手たち。




 失意の中、ホーム側ゴール裏のツエーゲン金沢サポーターに挨拶に行くツエーゲン金沢の選手たち。




試合に敗れはしましたが、全てを出し切った選手たちにはスタジアム中から大きな声援が送られていました。




 来シーズンのJ1復帰の可能性が消滅した中、遠路はるばる石川県まで観戦に訪れたジェフ千葉サポーターと共に勝利を分かち合うイレブン。




 私自身も3つのゴールを無事に撮影でき、ジェフ千葉の勝利を見届けることが出来てようやく肩の荷が下りました。




当初の想定より来場者が2,000人以上多かったということで、次に心配しなければいけないのは帰りのシャトルバスのこと。




 メインスタンドのアウェイ側SA自由席を出たのが18時58分。




 ホーム最終戦ということで試合終了後にイベントが企画されていましたが、まさかの逆転負けを目の当たりにし家路を急ぐツエーゲン金沢サポーター。




 3分ほどでシャトルバス乗り場まで来ましたが、数少ない街灯の明かりの中、JR金沢駅まで行くシャトルバス乗り場にはすでに黒山の人だかりがありました。




 JR金沢駅まで行くシャトルバスの発車予定時刻は、18時55分が1本、19時00分が1本、19時05分が2本、19時10分が2本、19時15分が1本、19時20分が1本、19時25分が1本、19時30分が1本、19時40分が1本の合計11便。




 Uさんと私が列に並んだ時は19時05分の2本目が発車するところだったため、満車になったシャトルバスを見送って次の19時10分発の1台目を待ちます。




 エンジンを掛けた状態で待っていたシャトルバスが直ぐにバス停付近に滑り込んで来た時には、Uさんと私の前には10人くらいしか並んでいませんでした。




 行きと同様、帰りも座席を確保することが出来てラッキー!アウェイ観戦旅行では毎回座ることが出来て、本当に座席運に関しては大吉状態。




  車内ではちゃんとゴールシーンが撮影出来ているか確認しながら帰ることに。




 スタジアムからJR金沢駅までは所要時間が20分とアナウンスされていましたが、日曜の夜ということと、どこにも立ち寄ること無く走ってきたためわずか15分で到着。




 運賃は大人400円、子供200円なり。混むことを考えて路線バスを使って帰ることも想定していましたが、クラブが運行しているシャトルバスに乗れたので本当にスムーズでした。




 ちなみに、到着したのはJR金沢駅の東口8番バス乗り場でした。




 ライトアップがあまりにも綺麗だったので、思わず東口正面にある能楽の加賀宝生(かがほうしょう)をモチーフにした鼓門(つづみもん)をパシャリ。




 昼間、R & Bホテル金沢駅西口に行った際、東口と比べると飲食出来そうなお店があまり無かったため、夕ご飯は東口で探すことにしました。




 歩くこと5分、今夜の夕食はジェフの祝勝会も兼ねて、JR金沢駅東口にある 「はなの舞 金沢駅前店」であげることに。




 店内に入ると、近辺に宿泊先を抑えているであろう多くの観光客の姿がありました。




 19時40分を過ぎ気温は10度を下回っていたのですが、自分でもビックリするくらい体調も良く、いくつかのメニューを食してみたい前向きな気持ちが出てきました。




 Uさんの飲み物は白桃サワー 420円、私は温かい日本茶 250円を注文。酒類を注文したUさんにはお通し 300円が出ました。




 横丁のとろ~り牛すじ豆腐 490円。半熟たまごをかき混ぜて食べるとよりマイルドで美味しかったです。




 お出汁で食べるサラダ 590円。皿いっぱいに盛り付けられた新鮮野菜は柚子胡椒が隠し味。お出汁を掛けて食べる触感はシャキシャキ。




 こだわり大豆を使用した吟豆腐の揚げ出し 490円。刻み海苔とかつお節の風味が鼻に抜けてきて、豆腐の味がいつもより甘く美味しく感じました。




タコワサのお茶漬け 390円なり。お茶漬けの具は、鮭 or 梅 or たこワサビの3種類から選べます。こちらも冷えた内臓を温めてくれました。

 (つづく)

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