12時44分、お昼の時間もだいぶ過ぎてしまっていたことから、JR金沢駅の東口にある金沢百番街の様子を見に行くことに。
金沢百番街は北陸新幹線金沢駅の改札すぐにあるショッピングモールで、おみやげ・ショッピング・お食事ができるお店が合計82店舗入っています。
フロアガイドに載っていた飲食・カフェ コーナーを歩いていると、Uさんが「ゴーゴーカレーって石川県の金沢が発祥なんだよ」と教えてくれました。
実際にゴーゴーカレーの店舗前まで来てみると、店員さんが大声で接客をしていて店内は活気が溢れていました。
「せっかく金沢発祥のものが食べられるんだから、ブログネタにもいいんじゃない?」という事で、「ゴーゴーカレー金沢駅総本山」で昼食を摂ることに。
金沢のB級グルメとして有名になったゴーゴーカレーは、ルーは濃厚でトロッとしている。付け合わせとしてキャベツの千切りが乗っている。ステンレスの皿に盛られている。
フォークまたは先割れスプーンで食べる。ルーの上にカツを載せ、その上にはソースがかかっている。ルーを全体にかけて白いライスが見えないように盛り付ける。などの特徴があるカレーのこと。
それらを総称して金沢カレーと呼ばれるようになったそうですが、古くは1955年頃から駅周辺にできたレストランで出されたカレーの特徴を踏襲して独自の食文化が広がっていきました。
テーブルが空くまでしばらく入り口で待たされた後、Uさんと私が通されたのは店舗奥の真ん中辺りの座席でした。
テーブルの横に置いてあったメニューを見ると、カレーの種類やトッピングの多さにビックリ!
メニューの中から、Uさんは茄子(ナス)カレーの小(750円)、私はスタジアムグルメで食べた牛肉の美味しさが忘れられなかったため、のと豚カレーの小(750円)を注文。
小サイズといっても200グラムのライスの上にたっぷりのカレールーがかかっていて、さらにこれでもか!というくらいキャベツの千切りが載っているのでボリュームは十分過ぎるほど。
じっくり煮込まれたのと豚の柔らかさと特製のオリジナル・ルーが絡み合って、辛さの中にも甘味と旨みを感じることができて凄く美味しかったのですが、ここで問題発生!!
Uさんは美味しそうにペロリと平らげてしまったのですが、私自身は2口食べた後、胃に気持ち悪さが出てしまい痛恨のギブアップ・・・。(昨日は何とも無かったのになぁ・・・)
注文してからまったく箸をつけていない私の様子を見て、周りに座っているお客からは「食えねぇなら注文するんじゃねーよ」という刺さるような視線が。(汗)
15分経っても一口も口に運ぶことが出来なかったため、店内を忙しそうに走り回っていた店員さんに「すいません、これってお持ち帰りとか出来るんでしょうか?」とおそるおそる聞いてみると、
「はい、出来ますよ。お持ち帰り用の容器をご用意致しますので、ご自身で取り分けてお帰り下さい」と言ってプラスティックの容器とスプーンを持ってきてくれました。
ゴーゴーカレーは、小・中・大・特大という4種類のサイズが用意されていおり、注文しても食べきれなかった人や、帰りの新幹線の中で食べる人用にお弁当として持ち帰れるようになっているそう。
「はぁ~、こんなことなら初めからお弁当にしてもらっておけば良かったな・・・」と後悔しながらお持ち帰り用の容器にカレーを移し替えている私をよそに、
Uさんは奥さんへのおみやげ用にゴーゴーカレーのレトルト(2食入り 570円)を購入してあげていました。
西口ターミナル横にある公園のベンチに座り、気持ち悪さを落ち着かせながらダラダラ喋っていると、あっという間に一時間が経過。
いつものアウェイ旅行だと、旅のスケジュールをビッシリ決めて予定をひたすらこなすという過密日程がお決まりなので、
今回のように現地に行ってから行き先を考えるというのは、結局、何もしないで時間が過ぎてしまうのですごくもったいなく感じました。
時刻は14時20分。帰りの新幹線の時刻まで2時間30分となったことから、預かってもらってあった荷物を取りにホテルに戻りました。
おみやげを買うには時間が余っていたので、JR金沢駅の構内にあるファッションゾーン「Rinto りんと」を通って、隣にある金沢フォーラスの本屋で暇を潰すことに。
金沢フォーラスはJR金沢駅の北にある7階建てのファッションビルで、1階~5階はファッションが主ですが、6階はレストラン・カフェ、7階には映画館なども入っています。
5階にある「未来屋書店 金沢フォーラス店」で30分ほど時間を潰すことに成功。(笑)
新幹線改札口目の前にある「おみやげ処 金沢」。
北陸の玄関口ということで、15時を過ぎておみやげ屋さんの店内は大勢の観光客でごった返していました。
50分程かけて、いつもフクアリで一緒に観戦しているメンバーと職場へのおみやげを選びました。
ジャガリコ日本海贅沢カニ 864円、金澤ブラックカレーおかき×2袋 1,296円、タコとカニ煎餅 540円、北陸限定柿の種白えび×3袋 1,296円、北陸紀行 756円、白えびせんべい袋入 691円、500甘えびえび恋し 540円、ヒャクマンサンバター&チョコクッキー 1,080円、荒磯6種 1,080円(全部で8,143円ナリ)
全てのスケジュールを消化し、ようやくゆっくり出来たのは出発時間の1時間前。
平日限定メニューでお得なケーキセット(810円)があったので、1セットだけ注文。
Uさんはコーヒーだけ、
来年のアウェイ旅行は、たとえスケジュールが消化出来なくても計画だけは事前にきちんと立てておこうと固く誓いました。
16時37分、14番線ホームに向かいます。
今回の旅を振り返ると、アウェイ旅行で初めてジェフ千葉のJ1昇格の可能性がゼロという中でのスタートでした。
いつもは可能性がわずかしか残っていなくとも、旅行先での勝利をきっかけにチームが盛り返していく、
そんな期待を胸にアウェイ観戦 & 旅行を企画していく楽しみがありました。
しかし、今回のように応援しているチームに対してのモチベーションが無くなってしまった中で、我々を金沢に向かわせたのはツエーゲン金沢の奮闘ぶりを見たかったからです。
J2昇格を決めた2年前、勢いそのままに躍進を続けるツエーゲン金沢。
しかし、チームの主力を引き抜かれても必死にJ2に残留しようと戦い続けるツエーゲン金沢の姿。
昨日の試合は、モチベーションの強かったツエーゲン金沢より、プレッシャーが消えたジェフ千葉のほうが勝ってしまうという、なんともありがちな結果に終わりましたが、
ツエーゲン金沢を信じ、声が枯れるまで応援し続けるサポーターの思いは、実際にスタジアムで観戦しなければ感じられない貴重な体験となりました。
あの諦めない姿は、最後に必ず実を結ぶと信じています。
20時00分、定刻ちょうどにJR東京駅に無事到着。
Uさんは「W イベリコ弁当」(1,399円ナリ)。
私の方は、家で待っている母親に浅草鉄板亭の「ロースステーキ重(1,295円ナリ)」、伊達の牛たん本舗の「牛タン弁当ミックス(1,380円ナリ)」、
築地寿司清 まる清の「鮭・カニ・ホタテ弁当(1,150円ナリ)」という美味しそうな駅弁3種類を買いました。
「旅行のおみやげはわざわざ買ってこなくてもいいよ」と言っていた母親へのせめてものサプライズですが、喜んでくれるでしょうか?
21時00分、疲労マックスなので、いつものように帰りは特急わかしおのお世話になることに。(笑)
いろんなことがあったアウェイ観戦 & 旅行でしたが、今回の勝利が来年に続いていくと信じて、これからもジェフを応援していきたいと思いました。
(終わり)
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