15時04分、ようやくスタジアム正面入り口まで戻ってきました。
次は、いよいよ待ちに待ったスタジアムグルメを買いに行きたいと思います。
最初に興味を惹かれたのが、でっかく金沢肉巻きおにぎりと書かれた「PEACE TIME」。
石川県の素材をベースにした豚肉料理が自慢のお店で、肉巻きおにぎりは1個だと 250円ですが、2個まとめて買うと400円とお得です。
肉巻きおにぎりを注文している間に目に入ったのがカキフライの文字。
石川県の能登半島といえば牡蠣(カキ)の産地としても有名で、七尾湾の周辺には「能登かき街道マップ」なるものが作られるほど、様々な種類の牡蠣料理を食すことができるお店がたくさんある土地柄。
そんなカキフライが1個 100円で販売されているということで、これはもう買わないと罰が当たります。(笑)
肉巻きおにぎりは、中のご飯が見えないほど豚肉がぎっしり巻かれていて、見た目以上にボリュームがありましたし、カキフライの方は、身がプリっと締まっていていてすごくジューシーで美味しかったです。
朝、新幹線の中で食べてからだいぶ時間が経っていたのと、体調もだいぶ戻ってきて食べても気持ち悪くならなそうだったので、さらにスタジアムグルメを楽しむことに。
次に気になったのが、「釜炊きおにぎり みつや」。
能登牛しぐれおにぎり+じゃこピーおにぎりがセットになったバトルセット(400円)を購入。
石川県といえば、朝晩の気温差が激しい山あいと潮風に包まれた能登半島、霊峰白山から湧き出る清冽な水が育てた肥沃な加賀平野、さらに土壌を豊かにする厳しく雪深い冬と稲を力強く育てる暑い夏という、美味しいお米ができる条件が全て揃っている土地柄。
そんな石川米を釜で炊き上げるということで、お米が美味しくない訳が無い!(笑)
さっき食べた肉巻きおにぎりのお米も凄く美味しかったけど、その理由が分かった気がしました。
茶屋街のお店を撮影している時からいい匂いが漂ってきていた一品。こちらは2本セットになっていたのでUさんにも美味しさを味わって欲しくて1本おすそ分け。
鳥ももがめちゃくちゃ柔らかく、焦がしたニンニクの風味と相まって最高の美味しさでした。
そのお返しとばかりにUさんが購入したのが、「HERLOOK」の牛串焼き 500円。
県外にはほぼ流通しないと言われる「能登牛(のとうし)」の産地ということで、ミディアムレアな焼き上がりは嚙みごたえはあるものの、ボリューム満点の肉厚な牛肉の中には肉汁がたっぷり。
一切れ食べさせてもらったのですが、素材の味をダイレクトに感じることが出来て凄く美味しかったです。
過去に訪れたスタジアムグルメの中でも、一番美味しいものが揃っていたと思いました。
場外での撮影も全て終わったので、メイン入場口(S席・SA席)から入場することに。
入場口では手荷物検査と共に、来場ポイントを付けるためにわざわざ家から持ってきたジェフ千葉のICカードを端末にかざしました。
入場時に貰ったツエーゲン金沢のマスコットキャラクター 「ゲンさん」が描かれたクリアファイル、
石川日産・日産プリンス金沢協賛の「ONE HEART J2残留へ心ひとつに」と書かれたミニ応援フラッグ、
公式マッチデープログラムには、ツエーゲン金沢の選手名鑑やそれぞれのチームの今シーズンのチームスタッツ、今節の見どころ、この試合のピックアップ選手情報などが書かれていました。
15時33分、この旅一番の目的でもあるツエーゲン金沢の本拠地 「石川県西部緑地公園陸上競技場」に初来場!(はぁ~、遠かったぁ~)
今回、Uさんと私が購入した座席はメインスタンド側のSA自由席(前売り 大人1枚 2,000円)のカテゴリー。
こちらはメインスタンド中央のS席(ゾーン自由席)を挟んでホーム側・アウェイ側にそれぞれ配置されているので、試合の前後半でジェフ千葉のゴールシーンが撮影し易いほうに移動できる都合を考えてのもの。
アウェイでの試合ということで、前半はホームゴール側に攻めることを想定してこっちに陣取りました。(直前のコイントスでポジションが逆になっちゃうと本当に焦りますが・・・笑)
座席も確保したので、スタジアム内のいろいろな場所を詳しく見ていきたいと思います。
こちらはホームのSA自由席の最上段から中央噴水広場の様子を眺めたもの。
何やら噴水前に黒山の人だかりが出来ていると思ったら、スカパー!の解説でもお馴染みの元日本代表 山口素弘さんがスペシャルトークショーの為に来場しているとのこと。
スタジアムDJの大平まさひこ氏を司会に、ツエーゲン金沢のアンバサダーも務める諸江健太氏と共に、試合の見どころやJ2残留へのポイントなど熱いトークを繰り広げるそう。
すごく面白そうだったのですが、日が暮れるまで僅かな時間しか残されていなかったので泣く泣く諦めて取材を続けます。
北西の方角には、補助陸上競技場がありました。
SA自由席最上段からメインスタンド側を見た様子。
ホームゴール側のホームA自由席を見た様子。
SA自由席の中段からの眺めはこんな感じ。
両ゴール裏の自由席の座席は色が緑色で、一度に15人くらいが座れる長椅子タイプのもの。
こちらはSA自由席最前列からメインスタンド側を見た様子。
中央のS自由席は座席がオレンジ色の長椅子で、両サイドのSA自由席は座席が青の長椅子です。
スタンド全体がセンターサークル方向に向かって歪曲している様子が伺えると思います。これはジェフ千葉の本拠地 「フクダ電子アリーナ」と同じ構造になっているので、試合が観やすいのは経験済み。
しかし、フクアリと大きく違うのがスタジアムの屋根。フクアリはスタンドの約90パーセントが覆い尽くされているのに対し、こちらはメインスタンドの一角しか覆われていないため、そのほとんどの座席は濡れてしまうでしょう。
試合開始までは1時間30分もあるということで、メインスタンドのコンコースは人通りも多くありません。
コンコースの一角には 「ようこそ~金沢へ ♪」と書かれたメッセージボードと応援ガイド(チラシ)が設置されていました。
メインスタンドの反対側の様子を見に行ってみます。
こちらが再入場口。スタジアム内には売店等が一切無いので、座席を確保した後は一度スタジアムを出てしまう人が多いためコンコースが淋しいのかも知れません。
コンコース中ほどには「授乳室」も用意されていました。
西の空は夕陽が沈み掛けているものの、まだまだ中央噴水広場のイベントは活況を呈している様子。
マイクに乗った大きな笑い声がこちらにも伝わってきます。
さすがにアウェイ側のSA自由席前コンコースということもあり、ホーム側よりもさらに寂しい感じです。
後ろを振り返っても誰~れもいまへん。(笑) 「もしかしてアウェイ側のジェフ千葉のサポーター 一人も座ってね~んじゃね~の?」という不安を抱きつつも、恐る恐る階段を上がってスタンド内を目指します(笑)。
階段を上がりきったその先には、夕陽に照らされた鮮やかな緑のピッチが目の前に飛び込んできました。
(つづく)
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