それもそのはず。松本山雅FCは、前節のアウェー vs アビスパ福岡戦においてJ1自動昇格となる2位以上を確定させ、Jリーグ参入3年目という史上最速のスピードでJ1昇格を成し遂げたのですから。
アルウィンスタジアムに集結したサポーターから発せられる熱気は、「ここが今、日本で一番熱い場所である」ということを表現し、「一番幸せな空間」であることを我々に見せつけられているようでした。
勝者というチケットを手に入れた者と、まだ手に入れられずもがいている者とのコントラストが痛々しいほどの現実を突きつけてきます。
アルウィンでの待機列の流れを見ていると、シーズンパスを持っている人は一般入場の30分前(キックオフの2時間30分前)から入場できるのはフクアリと一緒。
A席・B席・ホーム自由席のシーズンパスを持っていて先行入場したい人は、キックオフ3時間40分前に入場順を決めるための抽選を行う必要があるのです。
今日のジェフ千葉戦はJ1昇格決定後、最初のアルウィンでのホームゲームということで、選手と喜びを分かち合いたい松本山雅サポーターの来場はもちろん、
地域を盛り上げてくれた松本山雅の試合をひと目見ようと普段スタジアムに来ない層までいて、スタジアムの南側にある「ふれあい広場」まで人で溢れ返っていました。
Uさんと私が無料シャトルバスの出発地である「松本バスターミナル」に到着した時、わずか6人しかいない理由がこの待機列を見てようやく分かりました。
松本山雅サポーターの中で、もう既に「入場」という戦いは始まっていたんですね~。
9時28分、とうとう目に見えるほどの雨粒が落ちてきたことから、Uさんと私も折りたたみ傘を開くことに。
スタジアム周辺の様子も見てみたいということで、予備待機列の抽選を離れ、アルウィンを一周してみることにしました。
バックスタンド裏まで歩いてみると、スタジアム内に大勢の人が入っているではありませんか!
実は、松本山雅FCの本拠地「アルウィンスタジアム」では、実際の入場に先駆けてバックスタンド裏にあるグルメエリアを開場前営業しているとのこと。
スタジアム周辺には飲み物の自動販売機程度しか無いため、入場前にスタグルで腹ごしらえが出来るのは本当に良い試みです。
この日の開場前営業は9時20分~10時10分の50分間。これだけ時間があればゆっくり購入できるし、スタジアム内のトイレも使用することができるので本当に助かります。
案内板に貼ってあった配置図を良く見ると、27ものスタジアムグルメが出店しているのが分かりました。
それでは、アウェイ観戦の楽しみの一つでもあるスタジアムグルメを詳しく見ていくことにしましょう!
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