フクアリのバックスタンド側のグッズ売店では、ジェフ千葉 背番号31 佐藤慎之介選手と、背番号30 戸島章選手が売店でグッズを購入した人を対象にサイン会を開いていました。
15時43分(試合開始17分前)の北1ゲートイベントスペース内の様子。
右側の行列は、この日だけフクアリグルメとして参加した、「第6回 B-1 グランプリ」でゴールドグランプリ賞を受賞した「ひるぜん焼きそば」を買い求めるサポーター。
イベントスペース内にはその場で食べられるようにイスと机が設置されていました。
北1ゲートの前には、ジェフユナイテッドクラブ会員が来場記録を入れるための端末が用意されていました。
今シーズンは、会員カードのQRコードの部分を機械にタッチすることで、来場した人を対象に選手サイン入りのグッズなどが当たる企画が用意されています。
実数でいうと、毎試合900人程度の人しか参加していないため、1試合につき3名ずつ当たるこのイベントでは、300分の1くらいの確率で当たるらしいのです。
東1ゲート前に出店している 「ビッグボス」。
バックスタンド側のグッズ売店でジェフ千葉のグッズを買い求めるサポーター。
その前には、今シーズンから設置されている書き換え出来る「インフォメーションボード」が設置されていました。
一昨年、アウェイ観戦で行ったFC岐阜の長良川メドウや、昨年、アウェイ観戦で行ったカターレ富山の富山県総スタジアムにはちゃんと設置されていたので、今年になってようやく設置されたフクアリはもはや遅すぎるくらいですね。
今年のスローガンは「奪還×脱甘」ということですが、ジェフ千葉よりもクラブ規模が小さいクラブが既に取り入れているようなアイデアにようやく気がつく辺りが、脱甘から抜け出せていないクラブの体質を表していると言えるでしょう。
この日の観客動員は、9056人。J2リーグ3年目の今シーズンも集客には相当苦労しそうな気がします。
昨シーズンからジェフ千葉の新マスコットキャラクターとして仲間入りした「みなちゃん」も、フェアプレー旗を持ってピッチに登場。
初めてみんなにお披露目された時と比べても、あまり下を見ないでシャキシャキ歩けるようになってきました。(笑)
バックスタンド側からメインスタンド側に向かって強い風が吹きつけていました。
選手がピッチに登場する直前に、サポーターの気持ちを一つにするために映像が流されていますが、楽曲のほうはボン・ジョビィの「It's My Life」が採用されています。
ファジアーノ岡山サポーターもフクアリに大勢駆けつけて声援を送っています。
ミリガン選手のロングスローが試合で多用されるようになってから、ボールボーイの仕事もより重要になってきています。
ホームゴール裏とバックスタンドでは、大勢のジェフ千葉サポーターがタオルマフラーを掲げながら「アメージンググレイス」を歌いながら選手の入場を待ちます。
16時03分、遂にキックオフ。
昨年の対戦では、かつてジェフ千葉に所属していたストヤノフ選手のハンドで獲得したPKを深井正樹選手が決めるなど、相性的には苦手意識はあまり感じられません。
ジェフの最大の欠点は、アウェイの勝率が極端に悪いということ。
そのせいで、せっかくホームで勝っても連勝にならず、チームに勢いをつけることが出来ていません。
しかし、前節は昨シーズン勝ち点1すら奪えなかった水戸ホーリーホックに、田中佑昌選手の移籍後初ゴールで苦手のアウェイを勝利で飾り、今期初の連勝の期待が掛かっています。
対するファジアーノ岡山は、3連勝中と勢いを継続しながら昨年の借りを返すべくフクアリに乗り込んできました。
プレシャーを掛けて奪ったあと、しっかりボールを繋ぐことを徹底させてきたファジアーノ岡山。
ジェフ千葉が攻め込もうとするも、中盤でボールを奪われて攻撃のスピードアップが出来ず。
前半は、ファジアーノ岡山のハードワークの前に持ち前のパスワークが影を潜め、逆にゴール前まで攻め込まれる場面が多く見られました。去年に比べ、チームとしての戦術がしっかりしている印象を受けました。
ハーフタイムに入り、メインスタンドに向かってパフォーマンスを披露する「ジェットスフィーン」。
ジェフィ & ユニティも切れのある踊りを披露していました。
今シーズンは、まだあまり出場の機会が少ないオーロイ選手。どこにも真似できない高さという武器はスーパーサブとして脅威のはず。
ハーフタイム中にスタンドに向かってTシャツバズーカのプレゼントをして回るフロム・アクアのマーメイドとみなちゃん。3・2・1・ゴー!のポーズが様になってきました。(笑)
17時06分、後半のキックオフ。
一緒に観ていたKさんからも、「前半はファジアーノ岡山の方が良かったよね」の評価。
前半のジェフ千葉のシュートは6本放つも、ゴール前まで攻めきれずにロングシュートが多く、相手DFにもあまりプレッシャーを与えられませんでした。
大岩一貴選手の代わりに右サイドバックで起用されていたマーク・ミリガン選手がいまいちフィットしていなかったこともあり、全体的に自分達の持ち味が出せていない印象を受けました。
長いシーズンを戦い抜くためには、いろんな選手に出場のチャンスを与えたり、レギュラークラスを休ませたりしないといけないのは分かりますが、上位との差もじわりじわりと広げられつつあり、「そんな余裕あるのか?」と采配に疑問も。
結局、試合は0-0のスコアレスドローで終了。カウンターでやられそうな場面もあり、勝ち点1でも仕方ないような試合内容でした。
これで、連勝することも出来ず、J2初対戦となるアウェイの松本山雅戦に挑まなければいけなくなりました。
私自身もゴールシーンを狙ってデジカメを構えていましたが、スコアレスドローではアップする動画も無く、消化不良の観戦となってしまいました。(たとえ負けても、ジェフ千葉のゴールシーンがあったほうが全然マシ)
終わり
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