フクダ電子アリーナ

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2012年1月18日水曜日

2012年 ジェフ千葉 新春福袋がおかしなことになっている件について その2



 これらの不自然さを企画・選手の側面からみてみたいと思います。


 まず、企画段階での不自然さで気になったのは、オーセンティック福袋の1番のアピールポイントである「その1 全袋に2011オーセンティックゲームシャツ入り!」という部分。


 オーセンティックゲームシャツの定価は15750円。対するレプリカゲームシャツの定価が12600円。ということは、ゲームシャツの差額が3150円。


 10000円のレプリカ福袋の中にレプリカゲームシャツが入っている訳ですから、5000円高く販売されるオーセンティック福袋にオーセンティックゲームシャツが入ってなかったら、それこそ怒られますよ!(笑)


 つまり、当たり前のことを売りにして販売しているところに不自然さを感じずにはいられません。




 次に、選手からみた不自然さについて。


 今回の福袋は全部で400袋(オーセン100袋+レプリカ300袋)販売される訳ですが、選手がファンサービスとしてゲームシャツにサインを書く回数がおかしなことになってるんです。


 オーセンティック福袋は3分の1の確率でサイン入りゲームシャツが入っているということですから、100袋中33袋にサインを書くことになります。


 レプリカ福袋のほうは2分の1の確率でサイン入りゲームシャツが入っているということですから、300袋中150袋にサインを書くことになります。


 これだと、合計183枚のゲームシャツにサインを書くことになりますよね?


 販売価格の高いオーセンティック福袋のほうが2分の1の確率でサイン入りのゲームシャツが当たるとして、安いレプリカ福袋のほうが3分の1の確率でサイン入りゲームシャツが当たるようにすれば、オーセン100袋中50袋、レプリカ300袋中100袋にサインをすることになりますから、選手の方としても150枚のゲームシャツにサインを書けば済むということになるのです。


 いくらファンサービスの一環といっても、選手もそれなりに手間が掛かっている訳ですから、企画の段階で気がついて欲しかったと思います。




 これまでの事柄を踏まえて、私なりに最適と思われる福袋について考えてみました。


 まず、ジェフ千葉の企画・販売担当が手にする売り上げを考えてみると、オーセンティック福袋 100袋完売で15000円×100袋=150万円。


 レプリカ福袋 300袋完売で10000円×300袋=300万円。(以外と儲かってるんですね~)


 400袋全て完売したとすると、ジェフ千葉に入ってくる総額が450万円になります。


 つまり、販売担当の方の立場からみると、全部売り切れて自分達に450万円入ってくればどういう売り方をしても良いということになる訳です。


 その3に続く

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